片麻痺型脳性麻痺にCI療法+電気刺激が有効: EBPT雑記帳
片麻痺型脳性麻痺の上肢機能に対するCI(constraint-induced movement therapy)療法と電気刺激の効果
Efficacy of constraint-induced movement therapy and electrical stimulation on hand function of children with hemiplegic cerebral palsy: a controlled clinical trial.
Disabil Rehabil. 2012;34(4):337-46. Epub 2011 Sep 30.
研究デザイン:RCT
P:(Patients)
68名の片麻痺型脳性麻痺児
I:(Intervention) C:(Comparison)
CI療法+電気刺激群、CI療法単独群、作業療法群、それぞれ2週間実施
誰がコールデコット賞を授与?
O:(Outcome)
自動ROM、握力、9ホールペグテスト、上肢機能テスト、Peabody developmental motor scales (PDMS、視覚運動評価法)、globe rating scale、social life ability scale、それぞれベースライン、2週間後、3ヶ月後、6ヶ月後に評価
RESULTS:
3群とも有意な改善を示した。ベースラインとフォローアップ(6ヶ月後)の改善度比較では、CI療法+電気刺激群、CI療法単独群、作業療法群それぞれ、自動運動は12.4、11.4、11.3、握力は12.8、10.5、8.8 mmHg、9ホールペグテストは-22.3、-30.7、-14.0秒、上肢機能テストスコアは15.3、10.3、10.4、PDMSは5.8、3.7、2.8、globe rating scaleは2.0、2.5、0.
ここで、私は詩を読むことができますか?9、social life ability scaleは7.7、5.7、5.3であった。
CI療法+電気刺激群は他の2群に比較して、上肢機能テスト、視覚運動統合テストであるPDMSで有意な改善を認めた。
CI療法に電気刺激を追加した治療は、片麻痺型脳性麻痺の上肢機能改善に最も有効ある。
誰がクリスマスキャロルを書いた
コメント:
治療期間が2週間と短いのに関わらず有効性が認められている。CI療法と電気刺激療法をどのように組み合わせたのか、具体的な治療プログラムや治療時間・頻度についても知りたいところである。
CPに対するCI療法のシステマティックレビューがコクランライブラリーにあったものの、抽出された論文数は3つだけで限界があるようである。
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